ぺとるぽっと

お家から出たくない。

ラブストーリーが苦手な人が選ぶラブストーリー映画10選

映画のジャンルで1番見ないのがファンタジー、途中で寝るのがアクション、苦手なのがラブストーリー…

でも、決して嫌いなわけではなくて、見てると途中で恥ずかしくなるっていうのもあるし、逆に妙に冷静にねーよと思ったり。自分でも不思議なくらい恋愛映画だけは匙加減が難しくて、純愛が好きかと思いきや、ドロドロも好き。つまり、当たり外れ激しすぎてあんまり見ないのだ。

これは、もう、選ぶなよとしか言いようがない。
でも、それなりにお気に入りの映画があるから選ぶ!やめない!←


※しかもゲイでもR18でもなんでも混ざってるから注意



10位 マンマ・ミーア!

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ギリシャの小島で、シングルマザーの母ドナ(メリル・ストリープ)に育てられたソフィ(アマンダ・セイフライド)。彼女のひそかな願いは、まだ見ぬ父親とバージンロードを歩くこと。結婚式を控え、父親探しをすることに決めたソフィは、内緒でドナの日記を読み、父親の可能性のある昔の恋人3人に招待状を出す。

まぁ、なんて余計なことする娘なんだ!笑

ミュージカル仕立てで、テンポがいい。メリル・ストリープがワタワタしてるところが可愛いくて、家族みんなで見れる爽やかなラブストーリーは好印象。
起承転結もはっきりしてて、こってこてのラブストーリーより、こういうわかりやすい楽しい作品が基本的には好き。



9位 her/世界でひとつの彼女

近未来のロサンゼルスで、セオドア(ホアキン・フェニックス)は代筆ライターをしていた。長きにわたり共に生活してきた妻と別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。

声だけの会話とか、メールとか、今のインターネットの精通した時代で、見たことのない人との会話は当たり前のようになって、OSと言えど、根本的な題材はそこまで珍しくもないよね。
でも、やり尽くしたテーマを更に進化させたのは、何と言ってもあのオチだよね。思わず笑った。(笑うとこじゃない)
乙女ゲームとかかじってきた身としては、あぁ、わかるわ〜て妙に納得してしまった。…とりあえず、お疲れ。次は良いことあるよ。



8位 50回目のファーストキス

ハワイの水族館で働くヘンリー(アダム・サンドラー)は、ルーシー(ドリュー・バリモア)という女性に出会い、恋に落ちる。しかしルーシーは事故により1日しか記憶を保持できなかった…!

50回なのか1回なのかはっきりしろよ。

そんなツッコミが聞こえてきそう。
タイトルが超駄作ぽい雰囲気漂わせてるけど、私「ベガスの恋に勝つルール」とか、それどんなスイーツ(笑)が見てるの?ていう恋愛映画は割と好き。くだらなくて、わかりやすくて、とりあえずビックラブ!て感じ。頭空っぽで見ると案外楽しいよ!!



7位 ぼくのエリ 200歳の少女

ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。ある晩、彼はアパートの隣の部屋に引っ越して来たエリ(リーナ・レアンデション)という少女と出会う。同じころ、近くの街では青年が逆さづりにされてノドを切り裂かれ、血を抜き取られるという残忍な殺人事件が起きる。

今までの3作品より圧倒的暗め。踊って歌ってワイワイみたいな映画では決してないけど、まさに純愛のラブストーリーだと思う!好きだー。

子供だからこその盲目で、本能的な愛て素晴らしいと思うんだよね!!肉欲じゃなくて、精神的なところで繋がってるから、例えどんな姿でも、例えどんなことをしても考えなしに愛し合っていられる、これは究極の愛の形だと思う。子供の闇と、それ以上の純粋さ、素晴らしい恋愛映画だと思う。



6位 フィリップ、きみを愛してる!

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愛する家族よりゲイをカミングアウトし、自分らしく生きることを選んだ警官のスティーヴン(ジム・キャリー)。しかし、ボーイフレンドと派手な生活をするために詐欺師となり、あえなく刑務所行きに。そこで今度はフィリップ(ユアン・マクレガー)に一目ぼれし、自分は弁護士だとうそをつく。釈放後、晴れて幸せを手に入れた二人だったが、スティーヴンはさらなるうそと不正を重ねていき……。

果たして恋愛映画…なのか?!

と言われると迷うけど、私はラブコメだと思ってる。スティーヴンは愛ゆえに、本当にどうしようもない奴。でも、そんな一途さが好き。
レンタルだと、コメディの棚に置かれてるから、そっと恋愛映画の棚に置いてやりたい。実話なのに何でゲイ映画だと恋愛コーナーに置かれないのか、むー。借りる人が地雷踏まないためなのか…

ジム・キャリーの演技は相変わらずオーバーでスティーヴンにはまってるんだけど、何よりユマン・マクレガーの乙女演技が凄すぎて必見。



5位 ラブ・アクチュアリー

総勢19人の主要キャストが繰り広げるアンサンブル・ラブストーリー。秘書への恋心に悩む英国首相、愛する妻と子供がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長、恋に臆病なOLなどの恋模様を綴る。

19人という、どう考えても圧倒的に1人あぶれてる感。

年代も背景もバラバラな人たちの、色んな恋愛が見れて、その中でどの人たちにも共通してるのが、大切なのは結果や形じゃなくて、思いを伝えたいって気持ちなんだなぁ…とちょっと暖かくなる映画。家族で見てもたぶん大丈夫。1人あぶれてても、大丈夫!



4位 ブロークバック・マウンテン

1963年夏、ワイオミング州ブロークバック・マウンテンの山中で羊の放牧を行う季節労働者として、牧場手伝いのイニスとロデオ乗りのジャックが雇われた。2人は過酷な労働を通して友情を深めていったが、ある夜、ジャックがイニスに誘いをかけ、2人は一線を越えてしまう。

どれだけ、ゲイ映画を選べば私の気が済むのか…

でも、ほんとアカデミーノミネートされただけあって素晴らしい映画だったよ!
会いたくて会いたくて気持ちが抑えきれてない熱いハグとか、物静かなヒースレジャー演じるイニスの感情が爆発するシーンとか、とにかく言葉だけじゃなくて、全身から溢れて出る感情がすごい。まさに溢れるて感じ。最後まで割と単調なんだけど、積み重ねた気持ちに、これでもかってほど愛を感じた。
世間の、自分自身の偏見に負けて、それでも最後に手に入れた愛があって、泣く予定なかったのに思わずボロボロ…
ただ不倫はダメ、絶対!



3位 シザーハンズ

エドワードは、発明家の博士によって生み出された人造人間。だが、完成直前に博士が急死してしまった為、彼は両手がハサミのままこの世に残されてしまう。その後、ゴースト屋敷のような丘の上の家で、顔が傷だらけで孤独な日々を送っていた彼の元にある日、化粧品のセールス・ウーマンのペグが訪ねて来た。心優しい彼女は、そんな彼の姿に同情し、自分の家に連れて帰る。そうして家の中へ通された彼は、写真に写っているペグの娘キムに心奪われ、彼女に恋してしまうが……。

ティム・バートンらしいファンタジー
ディズニーの恋愛映画なら「美女と野獣」が人気なんだろうけど、ディズニー映画の悪者ははい、死んでどうぞー!ハッピーエンド!みたいなだけの映画はあんまり好きじゃなくて…。
子供騙しの映画のように感じるかもしれないけど、何も知らなかったエドワードが恋をして、傷つけることの辛さを痛感するまでが、凄く大切なテーマ。エドワードはハサミっていう物理的な障壁をもってるけど、人間誰しも色んな方法で相手を傷つけるし、同時に傷つけたくないと思うから、これは決して自分には関係のない化物の恋愛てだけの話じゃないんだよね。
そして、最後のエドワードの決断も、上の「ブロークバック・マウンテン」同様、ただ一緒にいることだけが愛なわけじゃない、代わりに雪を降らすことで永遠の愛を誓う。ファンタシーなんだけど!映画なんだけど!ロマンティックで憧れる!



2位 ブルーバレンタイン

結婚7年目を迎え、娘と共に3人で暮らすディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)夫妻。努力の末に資格を取って忙しく働く妻シンディに対し、夫ディーンの仕事は順調ではない。お互い相手に不満を募らせながらも、平穏な家庭生活を何とか守ろうとする2人だったが、かつては夢中で愛し合った時期があった…

あのライアン・ゴズリングのラブストーリーだよ?ちょっと顎は長いけど、セクシーでイケメンだよ?こんなん離婚の危機からの「ラブ・アゲイン」的な感じかな?て思うじゃん、違うんだなー!だからこそ大好き!←

この映画何が凄いて、わかりすぎて辛いところ。ディーンのあの朝っぱらから、まぁ、脳天気なこと。でも、それがディーンの良さでもある、良いやつなんだよね。けど、どうにも空気が読めなくて憎いときってある。だから、聞こえない風に悪口言い合ったり、空気で伝えようとするギスギスっぷり。
シンディはね、客観的に見ると男の思う、イヤな女の塊。女の武器をわかってて、使う相手もわかってる。ディーンはおバカだから。

私は熟年夫婦になって、こういう映画を見て、こんなことくらいで〜、もっとムカつくことたくさんあるわ〜て笑えるような人になりたいね。



1位 ローマの休日

ローマの休日 [DVD]

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ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、欧州各国を親善旅行で訪れていた。彼女はこれまでのハードスケジュールで疲れやストレスが溜まり、こっそり夜のローマの街へ繰り出すことに。アメリカ人の新聞記者ジョーは道端で眠っている彼女を一国の王女であることも知らずに自分のアパートで休ませるのだが…

ローマの休日だけはもう別格!!
もうランキングである意味がないくらいに素晴らしい映画。

今で言う、王道のラブストーリーだけど、本当に無駄がなくて、ベタなのにどんな映画より濃厚で素晴らしく思える魅力的な作品。
前に80歳のおじいさんとローマの休日の話で盛り上がったくらい、誰がいつ見ても良い映画だって言える。

正直、顔だけならヘップバーンよりグレース・ケリーの方が好きだし、他のヘップバーンの映画を見ても、綺麗なんだけど、ここまで虜にならなかったんだけど、このアン女王は本当に特別な存在。まさに、生きてるキャラクター。
天真爛漫で、だけど大人の女性として、女王としての芯も持ってるアンは、私だけじゃなくて、世代も時も越えて色んな人の特別だと思う。まさに可愛いのシンボル。
それを優しく見守るグレゴリー・ペックも本当に素敵。彼がいなかったら、こんな可愛いヘップバーンは見れなかった!

最後のシーンは何もかもが綺麗すぎて、よもや嫉妬。こんな綺麗な映画があるのかて、ポロポロ泣けてくるくらい。ばばあになっても見たい。



以上10選

不倫とかドロドロ系も大好きなんだけど、結局純愛にも憧れるんだよー!だって、他人の恋愛だからね!何でもありだよ!